室戸貫歩[第7話 2004年11月27日~28日:27回目]

 2004年は結局この室戸貫歩で100kmウォークを6回したことになります。
 9月から10月の二ヶ月間、二週間に一度の割合で長距離行ってたもんなぁ~。
 家族の冷たい視線が怖いですな。
 でも、行きたいもんはしょうがない。

 コロナで外出は自粛と言われてパチンコ行ってるのとは違いまっせ。
 健全なウォーキングや。
 なんとか、高知に行く企てを考えにゃ!

 悪知恵は働きますな。
 娘が高知に行きたがっていた。一緒に行くことにした。行きと帰りのバス賃は持ちましょう。
 私は歩け。娘は観光。即決まり。やったね。

 てなわけで、T氏、N氏から申し込み方法を教えてもらい初めて参加することになりました。
 高知大学空手道部から案内状が届き、手続きをする。参加費1,000円。

 26日(金)は、お仕事を終わって残業もせず予約していた歯医者に行ってから、自宅に戻り夕食を済ませ、ひと風呂浴びて午後9時出発。
 難波OCAT22:55発、高知行きにビールを飲んでから乗り込む。途中サービスエリアで時間待ちしてから高知には6時に到着。
 寝たような寝られなかったような気分。
 まあ、いつもボーっとしているから一緒か?

 JR高知駅でT氏に会い、駅近くのバイキング形式の朝食を摂る。安いねー。420円でパンとサラダの食べ放題。
 腹ごしらえができたところ、さあ、高知大学目指して出発。ここで、娘とはお別れ。

 高知駅では馴染みの顔ぶれに会い歓談しながらスタート地点の朝倉駅に向かう。
 朝倉駅から高知大学は目と鼻の先とか。でもねぇ、おしゃべりに夢中になって道を間違えたとさ。
 おいらは初めてだから間違っているかどうかわからなかったけどね。

 おお、ここが高知大学か。いいねえ。地方の大学は。でも、国立大学にしては綺麗だね。大阪や京都の大学を見慣れているせいか。
 落ち着いた感じがするね。

 空手部ときたから、バンカラばりばりかと思ったけれど。優しそう。
 準備もそこそこに9時スタート。
 国道沿いに室戸岬までの歩けとか。
 その国道も33号から55号を通ってとのこと。
 わかりやすいね。

 総勢400~500名が参加しているとか。おっさん、おばさんは数十人まで。
 あとは、若い学生さんばっか。
 いいねぇ。若い人と一緒は。若い人は荷物持ってませんね。サポートしてくれる人がいるんですね。
 おいらもサポートしてほしかった。若い女の人に!!!
 こんなこと言ったら連れてもらっている連中に叱られそう。今回お世話になった方は神奈川の大先輩S氏。川西のT氏。香川のN氏の四人ずれ。それに、午前中はA氏、K氏も一緒。
 去年、一昨年と天候に恵まれなかったけれどお天気坊やのおいらが参加して今年は快晴。寒さもそれほど感じず、昼間はTシャツ。夜には一枚重ねた程度。汗もかかず。水もほとんど(500ml×2本程度)補給せずに過ごせました。

 9時から歩いて11時半を回ったころ、お腹が空いてお昼ご飯となりました。
 南国市大そねの「一汁一菜食堂」で好きな小鉢でおのおの昼食。おいらは鯖の焼いたのと味噌汁、とろろ、ご飯に豆腐と純和風。デザートにソフトクリーム。みなさんお腹も膨れたこととて歩きだす。

 2時過ぎに道の駅「やす」にて小休止。次の晩御飯はどこかな。あまり休みませんね。途中お遍路の一行に出くわす。
 一人でお遍路している人はいいけれど団体で同じような装束で歩かれると少し不気味ですね。
 「やす」から少し行ったところから大海原を見ながらの歩けとなります。
 天気も良く最高の歩け日和です。
 そして、だんだんと太陽が大海原に沈もうとしているところをこうやって元気に歩かせていただいている幸せを感じます。
 ありがたいことです。
 太陽も沈みそろそろ寒くなってくるし、お腹も空いてくる。
 6時前にラーメン「大空」に入ってビールとラーメンを食べる。ビールは美味しいね。飲める人であって良かったなぁと実感します。
 飲みすぎると困りますが・・・。ここら辺からコンビニも食べ物屋さんも少なくなってくるとか。
 さびしいね。1時間かそこいらでコンビニがなけりゃ生きていけないカラダにだれがした。
 特に、暗くなるとあのコンビニの明かりを見るとうれしくなりますね。

 はじめ、高知から室戸と聞いて、室戸と足摺を取り違えていました。室戸が九州寄りで、足摺が紀伊半島よりかと思っていました。
 ばかですね。それに、頭の中のイメージでは高知から室戸までは綺麗な半円を描いた海岸線があるだけで、岬は室戸岬だけだと思ってましたんや。
 まず、高知から初めにあるのが手結岬、それから、安芸市を通って、大山岬、奈半利町を通って、羽根岬、さらに、行当岬、そして最後に室戸岬とな。
 勉強になりますな。
 奈半利を過ぎるともう暗い夜道と左に山あい、右に海岸線があるのみ。海岸線の向こうにそれぞれの岬が灯りを燈している。奈半利から三つ目の岬が室戸岬。
 高知から室戸岬までは九十数キロとか。奈半利からの岬越えはさほどの距離はないものの単調なだけにうんざりさせられる歩けになります。
 このあたりに来ると完歩目指して歩いている人がめっきり少なくなっております。
 昼から夕方ごろまでグループで歩いていた若者たちもいなくなり、一人歩きの若者が荷物も持たず明かりもなしにとぼとぼと歩いています。
 ひどい人は足を引きづりながら・・・。ご苦労様です。

 最後の接待所が室戸岬の手前十数キロのところにあるとか。
 やっとの思いでありがたき接待所に到着。
 いいですねぇ。
 こんなひなびたところで夜遅く(11時過ぎ)に美女三人に接待をしていただけるとは。
 竜宮城に来たようですわ。
 おにぎりあり、温かいお茶、みかん、サツマイモのふかしたもの、ちょうどお腹が空いていたところで12時までゆっくり休憩させていただきました。
 ゆっくり休憩してしまって、ここから、十数キロはもう歩きたくなくなりました。
 でも、歩かなければ完歩でけへんし。
 リタイヤしても、泊まるところも、交通手段もないしね。
 サポーターがいない人にとってはリタイヤが許されないということですね。
 じっとしていたら寒いし。気を引き締めて残りの十数キロを歩くことになりました。
 ゴールまでは約三時間かかりましたね。
 結局、ゴールは2時56分。
 めでたく、室戸岬の中岡慎太郎の銅像の前に到着です。
 貫歩者記録ノートに記録し室戸貫歩は終了しました。

 室戸岬からのバスは朝6時16分。それまでは国立室戸少年自然の家「少年自然の家 海浜活動センター」のご厚意により温水シャワーを浴びさせていただき、活動ルームで毛布にくるまって板の間で各々仮眠させていただきました。
 夜のまだ明けやらぬ6時前に起き、始発のバスで一路高知駅まで帰ります。
 帰る途中にはまだまだ歩いて頑張っている連中を見ながら約二時間半(2,810円)のバスの旅で高知に戻ります。
 高知駅では前日と同じ場所で朝食。そのあと、ぶらぶら歩いて、日曜市などを見学しながら鏡川のほとりにある「高知三翠園温泉 湯殿 水哉閣」(女性は乙女の湯、男性は竜馬の湯)にて御一行様ご入浴(700円)。
 入浴後はひろめ市場で最後の締めくくり。
 カツオのたたきで生ビールをいただく。
 ありがたきことかな。

 ことしも、無事、長距離ウォークを楽しく遊ばせていただきました。
 来年も是非、参加したいところとなりました。
 ご同行いただいた皆様 ありがとうございました。

 帰りは、15時40分発、高知駅から20時30分着、難波OCAT行で帰らせていただきました。

 接待所は今年の台風23号の影響をもろに受けて大波をかぶり、土壁がなくなり写真のように養生中とのこと。
 海岸沿いでも、いたるところに台風の爪痕を見ることとなりました。それでも、我々を温かく接待していただいた高知の方々に感謝いたします。

 ☆高知大学にて受付(8:10) 
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 ☆大海原を見ながらのウォーク(15:22) 
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 ☆夕食のラーメンは美味しかった(18:00) 
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 ☆ゴール手前(15km)の接待所
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 ☆接待所にて(23:17) 
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 ☆接待所の美女三人
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 ☆ゴールにて(2:55) 
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 ☆はりまや橋のからくり時計(15:01) 
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 今思い返してみてもはっきりと当時の楽しかったことが蘇ってきます。
 長距離を楽しく歩くコツはやっぱり楽しんで歩くことでしょうね。
 なにごともそうでしょうが、苦痛で暮らすよりも楽しく暮らした方がよさそうです。
 今回の567ちゃんもいつかはそんなこともあったなぁと振り返れるようにしておきたいものです。

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