第32回 10キロウォーク24H in桐生[第22話 2008年5月24日~25日:42回目]
今日は2020年6月14日。
梅雨に入っているけれど日差しが指して蒸し暑い日です。
熱中症に注意と。
マスクをしての外出は大変ですね。
近畿地方はここしばらく感染者が出ていませんね。
2008年5月24日に行われた桐生の100kmウォークをアップしてみます。
コースはJR桐生駅から水沼駅、東葉電機、通洞駅、牛蒡沢の折り返しです。
桐生は初めてだし、群馬県も行ったことがなかった。
大阪難波のOCAT(20:00発)から前日の夜行バスで桐生に向かう。
途中、奈良ロイヤルホテル(20:55)、名古屋駅(23:35)、桐生駅南口6:30着だった。
受付が15時からだからたっぷり過ぎる時間がある。
まずは、駅のベンチで朝食。そこで、「桐生まちなか地図」をゲット。
桐生大橋から渡良瀬川をのんびり眺め浄水場に昭和初期の建物群が見られる。
小高い山の中腹に水道山記念館。大川美術館もある。
動物園も遊園地もあるが早すぎてまだ開いていない。
ぶらぶら歩いて山手通りを通る。北小学校からの通りは風情がありますね。
昔、絹織物全盛の時に作られた通りは石造りで木々も大きく育ち風情を醸し出しています。
山手側は神社やお寺が並び、反対側はのこぎり型の屋根の工場群があったらしい。
森産業は風情のあるいまも稼働している工場らしい。
ちょっと下ったところに桐生天満宮がある。
風水に則って作られているとある。
北に主山、東西に山が連なり、南に低い山と水が流れ出る川がある。
理想的な風水の地だそうだ。
桐生は"喜龍"とも呼ばれるそうだ。
☆山手通り(8:09)
☆桐生天満宮(8:30)
☆一の湯(8:43)
天満宮から南に古い町並みを眺めながら歩いて行くと古そうな風呂屋が目に入った。
"一の湯"とある。地図を見るとこの一角に七軒もあると記されている。
時間があるので見て回った。"芳乃湯"、"昭和館"、"浜の湯"、"上の湯"、"三吉湯"、"恵比寿湯"。
最後の"恵比寿湯"はどうしても見つけることができなかった。
"一の湯"の近くにベーカーリーレンガがあり、美味しそうなパンとコーヒーが飲めそうだ。
値段の安そうな食堂もあった。折を見て入ってみたいところだ。
☆矢野本店(9:10)
矢野本店の看板が上がっているところは"有鄰館"の一角で、昔、酒蔵か何かがあったところのようだ。
現在は、小さな店などで街づくりをしているようだ。
道路を隔てて"無鄰館"と言うところもあり、こちらは芸術的な香りのするところだ。
☆有鄰館からの露地(9:13)
☆市民文化会館(11:07)
南の端には近代的な桐生市民文化会館があり、市民文化祭が行われており、書道展を見ることにした。
お昼が近づいたのでどこぞで食べようと思ったが駅に近いところで食べることにした。
朝の7時から5時間も歩き続けたので疲れてしまった。
あまり、バスで寝られなかったので駅のベンチでお昼寝をすることにした。
受付は15時からだ。初めての参加だから緊張するね。だれか知り合いがいてくれるといいんだけれど。
横浜のS氏、C氏、千葉のK氏、H氏、関西からは川西のT嬢。彼女から案内をいただいての参加だ。
小雨が降りだしてきた。そういえば、T嬢の案内で行った西脇も雨だったっけ。
今回のコースは皆目頭に入っていません。ただ付いて歩くだけ。雨の中を歩きだす。
☆桐生駅北口受付場所(15:21)
☆いよいよスタート(16:59)
☆雨の中を道の駅"くろはね・やまびこ"へ向かう(19:17)
雨の中、午前中歩きすぎたので疲れている。おまけに、勝手が分からないから対応が遅くなる。
40kmぐらいのところが一番疲れましたね。
東葉電機から通洞駅までは飛ばしすぎたので足が筋肉痛になってしまいました。
まだ、半分も来ていないのに。無理せず、ゆっくりついて歩くことにしました。
休憩時間を多くとってくれているのでその都度、靴下を替えたり、素足になって足を乾燥させるようにして、豆をできにくくしましたね。
最終的には、雨でもあったけれど、こまめに足の手当てをしたので豆もできずにゴールすることができました。
☆水沼駅(20:01)
雨の中水沼駅の中で休憩です。一向に雨はやみません。
☆東葉電機(22:23)
☆通洞駅受付(1:49)
☆通洞駅折り返し着(5:41)
☆通洞駅折り返しスタート(5:53)
☆水沼駅折り返し着(11:13)
☆桐生駅北口ゴール(14:53)
ゴールして記念写真と完歩証とビールと弁当をいただきました。
途中でも、休憩ごとにいろいろなものをいただいたので空腹にはならなかったですね。
特に、水沼でのきゅうりの漬物は格別にうまかったですね。
皆さんと別れて夜行バスの発車(21:50)まではまだ6時間半あります。
全身ずぶ濡れだったのでとりあえずズボンの替えを長崎屋で調達し、ビールを飲んでから"ゆららの湯"行きのバスに乗ります。
バス代は200円。時間は35分。終点が"ゆららの湯"。はじめ数名の乗客もいつしか私一人に。うつらうつらしているに到着です。
"ゆららの湯"の駐車場にはたくさんの車が停まっています。みなさんお風呂とお食事を楽しみに来られているのでしょう。
16時のバスに乗り、17時前に着き、ゆっくり湯に浸かり、疲れを癒します。
さっぱりと着替えて、お土産も買い、小一時間ほどリラックスシートでのんびり過ごします。
そして、夕ぐれを見ながら、ひとりでビールを飲みながら夕食です。
なんとゆったりとした気分なのだろうか。至福のひと時です。
帰りのバスも一台早めのバスに乗ります。19:25発。200円。おや、バスにだれも乗り込んでこない。
おいら一人の貸し切りだ。うつらうつらしながら夕闇の中をひとりバスに乗って駅に向かいます。
知らないところをこうして過ごすのもたらなくいいものですね。
桐生駅北口に到着。まだ、夜行バスの出発まで2時間ある。バス停のベンチでウトウトする。
ぼんやり、うとうと。夜行バスに乗り込んでゆっくり熟睡です。
目が覚めると京都に到着。難波OCATには予定よりも早く7時半に到着。
自宅に帰って着替えてそのまま出勤です。
目いっぱい遊んで元気に仕事です。好きなことをしているとあまり疲れないんでしょうかね。
☆桐生タイムスの記事
一面の記事に感激。
残念ながらおいらの写真は載っていませんでした。77名が参加し、44名が完歩とか。
完歩率57%。
県別参加者で兵庫1名、和歌山1名とあるのがいいですね。
T嬢とおいらの事なのだ。
他の100kmウォークと比較してみるのも何なのだが、あの雨の中、スタッフの方たちのサポートぶりとエイドの充実ぶりは最高でしたね。
1回ぽっきりの参加でその後、桐生の100kmは終わってしまったのが残念です。
もう一つ、桐生で生まれた幕末・明治時代の日本で初めての女性写真家"島隆"のことを知り、また、桐生をゆっくりと訪れてみたいと思います。
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